製造

技術の伝承

創業以来90年以上の歴史と、豊富な納入実績によって培われた製造技術が高い品質を生み出しています。プロペラの製造に欠かせない鋳造は、金属材料の品質管理と製造ノウハウの要素が重なり合って成立します。まさに経験の蓄積が活かされています。

一貫生産

プロペラの原材料を溶かすことから始まり、鋳造、機械加工、仕上げ、組立、すべて一貫して生産することで高い品質を保つことが可能となっています。

先端加工技術

プロペラの機械加工は、設計データに沿って忠実に5軸制御される翼面加工システムによって高い精度を実現します。蓄積されたあらゆるプロペラの加工データから、ユーザーのニーズに最適な製品をご提供するための製造ノウハウが生まれています。

職人技

いかに加工技術が進歩した現代でも、すべてが曲面で構成されたプロペラは、機械だけでは作ることはできないものなのです。特に鋳型造形や仕上げ研磨においては機械加工の精度を凌ぐ手仕上げの職人技が生きています。

厳しいテスト

高度の組立精度が求められる可変ピッチプロペラやサイドスラスタは、確かな工程管理と運転試験を経て出荷されます。

フィードバック

本船での据え付け工事の経験および性能試験、試運転結果、就航データの解析・蓄積から設計の再評価をして、設計データベースにフィードバックをおこなうことで、新たなニーズに最適な製品をご提供します。

環境への配慮

規則に適応した部品、環境に配慮した材料を製品に使用することはもちろんのこと、製造時においてもリサイクル、省資源、省エネルギー、廃棄物削減、汚染防止に努め、環境の保全および改善に取り組んでいます。