かもめプロペラは1924年に東京砂町で操業しました。社名の由来は工場前の東京湾上をかもめが群生する美しい姿から、豊漁のシンボルである「かもめ」をブランド名として採用したことによります。操業以来研究開発を途切れなく進め、1961年に可変ピッチプロペラを開発して以来、累計生産5000台を超える実績を誇ります。固定ピッチプロぺラとしては、2010年に高性能SGプロペラを開発し、1年を超える試験運航の結果、5パーセント以上の効率向上が実装されました。2017年には、まったく新しい発想で開発され、海上試運転において14パーセントの省エネ性能を達成した革新的システム「ゲートラダーシステム」を開発するなど、業界をリードする環境性能・省エネシステムを手掛ける舶用推進装置の総合メーカーとしてお客様から厚い信頼を寄せていただいております。
- 1924年9月 板澤鋳造所を創立。舶用プロペラの製造を開始
- 1961年12月 動力油圧式可変ピッチプロペラ CPA 型を発表
- 1963年10月 社名をかもめプロペラ株式会社とし、横浜市に移転
- 1966年5月 固定ピッチ式サイドスラスタ TF 型を発表
- 1974年6月 可変ピッチ式サイドスラスタ TC 型を発表
- 1981年7月 高揚力フラップラダー「K-7 ラダー」発表
- 1985年7月 ジョイスティック操船システム「MACS」開発発表
- 1987年3月 新型可変ピッチ式サイドスラスタ TCA 型発売 1987年8月 推進機関最適制御装置「PRO-CON21」発売
- 1998年10月 ISO9001 品質システムの認証を取得
- 2000年1月 DPS 対応型サイドスラスタDS シリーズ開発
- 2004年9月 新型可変ピッチ式サイドスラスタ TCB型発売
- 2006年4月 二重反転式可変ピッチプロペラを納入
- 2010年4月 SG(高効率)プロペラを発売
- 2012年10月 可変ピッチプロペラ納入実績 5,000 台を越す
- 2014年12月 サイドスラスタ納入実績 4,000台を越す
- 2017年12月 海上試運転でゲートラダーの基本性能を確認
- 2018年2月 経済産業省より「地域未来牽引企業」に選定
- 2018年11月 大型サイドスラスタ TCB-270 を開発