大型サイドスラスタ「TCB-270型」を開発

近年、大型化がすすむフェリー、コンテナ船、Ro-Ro船へ対応のため、このたび、大型サイドスラスタ TCB-270 を開発しました。

 TCB型シリーズは、可変ピッチタイプのプロペラを採用しており、駆動装置はエンジン、電動モータ、油圧モータを問わず使用できます。 プロペラの逆転機構が不要なため、推力方向を素早く切換ることができ、推力の大きさも簡単に変更することが可能です。また、厚板ダクトの採用による低騒音・低振動の実現、優れた剛性・耐久性による容易な保守が特徴です。

 当社は、1966年にサイドスラスタの初号機を発表以来4000台を超えて納入してまいりました。 今後も更なる技術力の向上をはかり、お客様のニーズに合った製品をご提供させていただきます。

■主要目(60Hzの場合)

 型式TCB-270
 最大推力265kN (27ton)
 プロペラ直径2,250mm
 プロペラ回転速度287min-1
 最大入力1,867kW
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